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KIND OF BLUE 59 - MILES DAVIS

KIND OF BLUE 59 - MILES DAVIS

COLUMBIA (CL1355[mono])

US Press Original、MONO 6 eyes Deep Groove Label/深溝/CBS無、オリジナル盤 
Matrixは両面刻印の1  
 

Miles Davisの口癖と言われる「So What(だから何だ?)」をタイトルに冠した一曲目からアルバムは始まります。[Blue In Green]は、Bill Evansが時間をかけた熟慮の末に和音の循環の中から優雅で美しい世界を紡ぎ出した曲でモダン・ジャズの歴史の中でも群を抜いて美しい曲の一つとされ、ミニマル・ミュージックの先駆とも言われています。しかし、Milesの名義で著作権登録されたため、作曲者であるEvansは生涯にわたってこれを不満に感じていたという。その後、Bill Evansのアルバムで幾度かこの曲が演奏された際には、作曲者はBill Evans単独か、Miles Davisとの共作という形で表記された。KIND OF BLUEは、モダン・ジャズの歴史上でも屈指の傑作アルバムとされ名盤中の名盤、20世紀を代表する1枚!モード・ジャズを代表する作品の一つです。そのコンセプト[モード・ジャズ/モーダル・ジャズ(Modal Jazz)]は以後のジャズ界に留まらず多くの音楽に大きな影響を与えた。世界的にも広く愛聴され、発表後半世紀近くを経ながらミリオンセラーを達成、現代までジャズ・アルバムとしては異例のセールス記録している。Miles/Cotrane/Evansを擁したメンバーよる、たった5曲が収録されているだけのアルバムですが、神がかり的な歴史的瞬間を捉えた音楽の記録、演奏内容が凄い。このアルバムだけで一冊の本が出るくらいの逸話に包まれています。ジャズのアドリブは原則として一定の[理論]に基づいておこなわれています。その理論のもっとも代表的なものがビバップと呼ばれるスタイルで、チャーリー・パーカーによって確立されたと言われています。このスタイルは、ひと言で言うと、コード(和音)とその進行に則して、アドリブで使える音やフレーズを決定していくというもので、コード進行(和音)を極度に細分化することによって、複雑で緊張度の高いアドリブを実現することが出来ます。ビバップからハードバップへと移ると、次第にコード(和音)進行が複雑になり、どのプレーヤーの演奏も似てきてしまいます。ハードバップも次第にマンネリ化し、大きな壁にぶつかることになります。Mile Davisは1958年のアルバム『Milestones』の中で新たな試みをします。それは、これまでのコード進行に縛られた演奏からプレーヤーを解放するために、“コード(和音)”という考え方を否定し、曲のコード進行をなくして、あるスケール(音階)にしたがってアドリブ(即興演奏)をするという手法でした。これによってアドリブの自由度が高まり、ジャズの新たな可能性が生まれたのです。このスタイルをモードジャズと言います。ハードバップがエキサイティングで迫力のある演奏がある、モードジャズは耽美的で繊細な美しさがあると言えます。
『KIND OF BLUE』がその典型で、これまでのジャズとは一線を画しています。1960年頃からはじまったモードジャズは、Bill EvansがMiles Davisにモード奏法を教えたのが始まりと言われています。「Mode」という現在でも非常に重要な音楽理論を用い、新しい流れを先導したとも言われる歴史的な作品です。

Mile Davis(trumpet)/Julian"Cannonball"Addeley(alto saxophone)/Paul Chambers(Bass)/Jimmy Cobb(drums)/Jhon Cotrane(tenor saxophone)/Wynton kelly.Bill Evans(piano)


1. So What
2. Freddie Freeloader
3. Blue In Green
4. All Blues
5. Flamenco Sketches

[6eye:50年中~60年初期まで使われていたCOLUMBIAのレーベルで赤黒の黒の部分の目が6個あるので6アイと呼ばれました。60年代後半プレスでは赤だけになり目が2個になり2アイと呼ばれています。CBS無:60年代初めのプレスでは時計で言うと12時の位置にCBSの文字が入るようになります。CBSが無いのが初期プレス。モノ/ステレオがどの位プレスされたかは分かりませんが、初回盤は5万枚出されたと言われています。Minimal Music:音の動きを最小限に抑え、パターン化された音を反復させる音楽。1960年代から盛んなり、単にミニマルと呼ばれることもある。モード・ジャズ/モーダル・ジャズ:コード進行(和音)よりもモード (旋法)を用いて演奏されるジャズ。モード(旋法):曲を構成し演奏するための元となる、スケール(音階)と、1オクターブ内の音の配列のこと。その場合、無数に存在する様々なスケールと区別するため、いくつかの限定されたきまりがある。成立したのは、中世以前に成立した教会旋法からといわれているが、その起源は、古代ギリシアの時代まで遡るともいわれている。1950年代後半~1960年代初頭、マイルス・デイヴィスなどによって、研究の末、積極的にジャズにも取り入れられ、特に即興演奏(アドリブ)に効果を発揮した。モード奏法の確立によって、自由な発想でアドリブ演奏ができるようになったと言われている。モードと呼ばれるものは7種類あり、大きく分けると「長旋法」と「短旋法」とに分けることができる。和音の構成において、基音(ルート)に対して、長短3度のどちらの音がその和音に含まれているかによって、その和音の長短が判別される、モードにおいても、それぞれの音列の1度の音に対して、長短3度の音のうち、どちらの音が含まれているかによって分類される。(この場合の長短は、長調=majorと短調=minorを指す]

モード (旋法)
グレゴリアンモード
長旋法

Ionian (アイオニアン)
Lydian (リディアン)
Mixolydian(ミクソリディアン)
短旋法
Dorian(ドリアン)
Aeolian(エオリアン)
Phrygian(フリジアン)
Locrian(ロクリアン)

音の配列と、個々の音の間の半音・全音の関係。基音は、Cとする。
アイオニアン(CM7→CM7)
ド(全) レ(全) ミ(半) ファ(全) ソ(全) ラ(全) シ(半)ド

ドリアン(Dm7→Cm7)
ド(全) レ(半)♭ミ(全) ファ(全) ソ(全) ラ(半)♭シ(全)ド

フリジアン(Em7→Cm7)
ド(半)♭レ(全)♭ミ(全) ファ(全) ソ(半)♭ラ(全)♭シ(全)ド

リディアン(FM7→CM7)
ド(全) レ(全) ミ(全)#ファ(半) ソ(全) ラ(全) シ(半)ド

ミクソリディアン(G7→C7)
ド(全) レ(全) ミ(半) ファ(全) ソ(全) ラ(半)♭シ(全)ド

エオリアン(Am7→Cm7)
ド(全) レ(半)♭ミ(全) ファ(全) ソ(半)♭ラ(全)♭シ(全)ド

ロクリアン(Bm7♭5→Cm7♭5)
ド(半)♭レ(全)♭ミ(全) ファ(半)♭ソ(全)♭ラ(全)♭シ(全)ド

(オリジナルのMONO盤は激レアで高価です!他の保有の激レア盤と同じく売ってくれと言われています)



kindblue5.jpg

kindblue4.jpg

kindblue2.jpg



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